一週間に2回くらいは奈良市街に出るし、田舎という意識もそれほどないのですが
ときどき、ああここは街とぜんぜん違うな、と思うときがあります。

  

先日、ゆーきさんのおじいちゃんが「畑に野ウサギが2羽いるからおいで」と来て、子どもたちが野うさぎ2羽と帰ってきました。
捨て野うさぎ!
連れてきたのはいいけれど、まだ自分で食べることもできません。二時間おきにミルクを人肌に温めて、スポイトで一滴一滴あげて、お尻をふいてうんちを促してあげる日々。結局面倒を見るのは母なんです。ぶつぶつ言いつつも、かわいいのなんの。

元気になったように見えたのですが、台風通過の朝に二羽とも死んでいました。

虫も、種類がとても多いと思います。トンボにしてもほんといろんなのが飛んでるし、そもそも見たことがない種類の虫がたくさんいます。先日しょう君があじさいを取ってきてくれて、その中から出てきた虫は
5mmの身体のお尻のところに5mmの小さな筆みたいな毛がついていて、さわろうとするとぴょん、と飛びました。

これは、トンボでもないハエでもない珍しい!と思って写真を撮っていたら、みっくんが「あー○○アブだね」と言いました。なんだアブか、と思ったのですが、みっくんは分厚い昆虫図鑑まるまる覚えているそうですから、ひょっとしたら珍しいのかもしれません。

それから、最近新しい家に泊まったゆかちゃんが気づいたのですが、隣の茶畑に蛍がたくさんいました。もう飛べない最後の蛍たちの か細い光が、闇に目をこらすといっぱいいっぱいいました。