ここ数日の陽気に、おびただしい数のテングチョウが土にとまっています。
近寄ると五線譜からとかれた音符のように、
いっせいにひらひらと舞い出します。

どっぽ村エコワークスとの家作りは、ときどき大工さんが来て、難しいところを進めたり、新しい作業を教えたりしてくれます。
今回は断熱材と軒天貼りに進みました!
大工さんがひとりで、細い足場板に上がり、重い重い断熱材をえいしょっと持ち上げ、天井に釘で打ち込みます。私は落ちないで!がんばって!!と下から見上げていました。あんなこと絶対にできません。

ローコストだけど安い建材ではなく、気持ちよい素材しか使わない。
その辺の棟梁清水さんの感覚、作っているうちに、なるほどなあとうなずくことがたくさんあります。住んでからもたくさんうなずくかもなあ。信頼できてうれしいなあ。

断熱材はフォレストボードという、杉チップをコーンスターチで固めたのを使います。おいしそうだなあ、シロアリさんやネズミさんはほんとに食べちゃいそうだけれど、どうなのかなあ・・・。
断熱材なんか、水色のポリスチレンなんかでもよさそうに思うんだけれど・・・ずっと安いし・・・でもたしかに、そばに立つと身体で感じる気持ちよさがあります。

粉まみれになって断熱材にまたがっていたなんじーさんのことを思い出しながらの作業です。これからも何回も思い出すんだろうな。ありがとう。

さて、入梅しましたね。
風が強い夜は、朝起きたら家が飛んでいるんじゃないか、傾いているんじゃないかと心配になります。セルフビルドならではの心配です。

今日のしょう君は、墨つぼで遊んでいたみたいです。