1995年イギリス映画。とても不自由に生きるふたりの女性の話し。
。。。
観終わったあと、ハトは「ひどい映画だね」と言った。たしかに救いようがなく、恐ろしい展開で見続けるのが怖かった。
一方で、俳優、色彩、展開、音、そんなのがあるひとつの世界をちゃんとつくりあげると思った。孤高とでもいうのかな。そのてっぺんにあるものには全く賛成できないけれど、そこまで高く積み上げたことはすごい。映画として、好きだ。
砂浜のシーンは、透明感溢れる写真をみているよう、とてもきれいだ。でも「きれい」と発することをためらうような、受け容れがたさがあった。

ビョークの歌がちょっとだけ流れた。