2006/12/01
***みつばちのささやき/ビクトル・エリセ
この間映像が好きだなと感じたビクトル・エリセ監督の作品。
あー、これはすごく好きな映画だ。
子供がよかった。目がすごく印象に残る。子供のころの、どこか残酷なところとか、恐怖感とか、そういうのがいっぱいつまっていた。
あまり説明がなく、子供の目とか、景色とか、大人の顔とか、そういう全体でつくりあげていて、あぁすごいなぁって思う。間の取り方も好き。乾燥気味のスペイン地方の空気感や、室内の暗い感じもよかった。
1973年の映画だった。かなり前の作品ということに驚いた。