ハトの大好きなアキ・カウリスマキ。この映画を前にみたとき眠ってしまったので、恐る恐る。

よかった!
出だしからすごくよかった。倒れ込むところや、人の組み合わせや、いろいろ、いろいろ。
影がよかったな。電車の影に手を振るシーン、あと音楽もよかった。
小物も、3輪の車とか、変な絵画とか、とかとか。
何より、作曲家が新作を披露するシーン。前に(眠りながら)みていたときも、ここは目を覚ました。正確にはハトの笑い声で目を覚めたのだけれど。なんとも言えない!が詰まっていた。
ここかしこといろいろが詰まっている映画なのに、最後は眠くて苦労した。催眠効果が高い映画だ。