朝の4時半、ヒグラシの最初の声を聞きました。
カナカナカナカナ・・・

遠く、ヒグラシの声とともに過ごしたいくつもの夏が横切っていって
同じように、この今も急に走り出す。
童仙房に初めて来たとき、ヒグラシの蝉時雨の中を帰りました。ひょっとしてその声に誘われたのかもしれないな、と思います。

田んぼにどんどんコナギが増えて、もう気が気ではない中、
なんとかなんとか、
ほんとになんとか、
FIELD NOTEの五人展を始めることができました。
前回の四人展から1年と3ヶ月、
それぞれの作家さんたちの歩みを知ることができます。
今年は靴下染めのteck-teckさんが加わって5人となりました。
私もこの1年を感慨深く思い、そしてこの展示をひとつの区切りにしようと決めました。

8月10日までです。私は8日、10日と在廊します。
毎日暑いですが、FIELD NOTEはいつも緑が涼しげに迎えてくれます。どうぞお越しください。

ありがとうございます。